2008年 10月 03日
おつかれさまー。
一年とちょっと前、新しいイノチを育んで小さな子と一緒におなかからでてきた胎盤。
出産して消耗したお母さんのカラダのために少し切っていただきました。
それから何かほんとにエネルギーのいるときのためにとっておいた胎盤だけれど、
もうお母さんも完全に回復したみたいだし、
小さな子も少し大きくなったし、
引越しだし、
で、元いたところへお見送りすることにしました。
お別れの場所は、お母さんのご先祖さまが眠る和歌山有田の奥深い山の中。
雨が降らないとすぐ干上がる源流のような小川を飛び越えて、
静かな山道を登る。
お墓に花を添えて、お線香をたてて、
ご先祖さまにお母さんのイノチをつないでくれたこと、
新しい小さなイノチをつないでくれたことを、
感謝して祈る。
それから苔の茂った地面をゆっくりゆっくりと、少し大きめに掘りました。
胎盤を埋めるとき。
小さな子は、それが自分を10ヶ月間育んでくれていたことを知ってか知らずか、
静かに見守っていました。
もとのように平らに土をかぶせ、むいてしまった苔もなるべく土の上にのせて、
三人に増えた家族が立ち上がったとき、
新しい生命の誕生にまつわるすべての儀式が終わりました。
こうして三人になった道草屋です。
これからもいろんなモノ、想い、暮らしを作っていこうかなー。
おつかれさま。胎盤。
出産して消耗したお母さんのカラダのために少し切っていただきました。
それから何かほんとにエネルギーのいるときのためにとっておいた胎盤だけれど、
もうお母さんも完全に回復したみたいだし、
小さな子も少し大きくなったし、
引越しだし、
で、元いたところへお見送りすることにしました。
お別れの場所は、お母さんのご先祖さまが眠る和歌山有田の奥深い山の中。
雨が降らないとすぐ干上がる源流のような小川を飛び越えて、
静かな山道を登る。
お墓に花を添えて、お線香をたてて、
ご先祖さまにお母さんのイノチをつないでくれたこと、
新しい小さなイノチをつないでくれたことを、
感謝して祈る。
それから苔の茂った地面をゆっくりゆっくりと、少し大きめに掘りました。
胎盤を埋めるとき。
小さな子は、それが自分を10ヶ月間育んでくれていたことを知ってか知らずか、
静かに見守っていました。
もとのように平らに土をかぶせ、むいてしまった苔もなるべく土の上にのせて、
三人に増えた家族が立ち上がったとき、
新しい生命の誕生にまつわるすべての儀式が終わりました。
こうして三人になった道草屋です。
これからもいろんなモノ、想い、暮らしを作っていこうかなー。
おつかれさま。胎盤。
by mitikusaya
| 2008-10-03 23:57
| 道草せいかつ
|
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